まだプロではない作家さんたちが、自らの作品を投稿できるサイトといえば、10人中9人くらいは「小説家になろう」と答えると思う。
じゃあ「カクヨム」って知ってる?というと、残念ながら知り合いに知っている人はいなかった。。。
今日はそんな「カクヨム」の紹介!
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カクヨムってなに?
超サラブレットの投稿サイト
実はこの「カクヨム」、あの超大手出版社KADOKAWAが手掛ける小説投稿サイト。
2016年に正式オープンしてから、大手出版社の強みを活かして自社レーベルでの賞も開催している。
なにより出版社がやっているから、とにかく書籍化への期待が持てる!
小説家になろうとは違うの?
まぁ、ぶっちゃけていってしまうとほぼ同じ。
作家さんによってはどっちにも投稿してるよー!という人も。
プロを抱えている出版社の強みを活かして、公式連載があったり書籍化された作品がTOPページに掲載されたりしている。
vs小説家になろうで比較してみる
作家さんのチャンス度
ざっくりとした違いは、
小説家になろう
圧倒的な知名度と読者数。アニメ化書籍化も大量。そして投稿インターフェースが1作品ごとに分かれ洗練されている。
カクヨム
超大手出版社の新人発掘を目的としているとはいえ、まだ読者数が少ない。投稿インターフェースは作家ごとに一括だから、作品数が増えると今のままだと大変かもしれない。

フフーフ
TOPページの見やすさ

引用:小説家になろう公式HPより
小説家になろう
TOPページはランキングをメインにジャンルごとにカテゴリー分けされている。
下にスクロールしていくと、「完結済み」「更新された作品」「新着の作品」「書籍化された作品」と縦長に続いていく。

引用:カクヨム公式HPより
カクヨム
TOPページは注目の作品がメイン。おそらく直近一定期間内のpv?ジャンルごとにもカテゴリー分けされている。
下にスクロールしていくと「特集」「書籍化作品」「新着レビュー」「新着作品」「開催中のコンテストの詳細」「最近完結した作品」「最近連載の始まった作品」「ジャンルごとの習慣ランキング」と続いていく。

フフーフ

ちゃんねこ

フフーフ
それ。ジャンル選択が一番上にあるんだから、ジャンルごとのランキングはそこから飛んだ先でみたい!
ランキングページの見やすさ

引用:小説を読もう公式HPより
小説家になろう
小説家になろうから探しても、小説を特化した兄弟サイト「小説を読もう」に飛ぶ。
あらすじとタグと作者さんがアピールしたいことが大きめに表示される。

引用:カクヨム公式HPより
カクヨム
作品の紹介と同じくらいなぜかレビューがでかい。なぜだ・・・?
タグはここから先に進んだ作品ページで見ることが出来る。
探しているときに見たいものだから、ここに表示してくれると嬉しい。

フフーフ
作品ページの見やすさ

引用:小説家になろう公式HPより

引用:カクヨム公式HPより
これはどちらもほぼ互角。
あえていうとすれば、カクヨムではここでもレビューがでかいのはなぜなんだぜ?

フフーフ
カクヨムとなろうどっちがいいの?
結局どっち読めばいい?
一部作品が同じとはいえ、片方にしか投稿していない作家さんもたくさん。
つまり、どっちも読む必要あり!
あえていえば、たくさんの読者とスコッパーさんたちによって、いい作品がすでに発掘されているなろうを先に読んだほうがいい作品に出合える確率は高い。

フフーフ
逆に、まだ知名度の低い名作を先取りしたいならカクヨムにゃー

ちゃんねこ
サイトの視点の違い
全体的な視点として、
小説家になろう
運営側よりも、作者さんと読者がつくるフリマ的な雰囲気。
比較的自分の求めているものが探しやすい。
カクヨム
運営目線でプッシュしたいところに注目が行くつくり。
プロの作者さんがいるので、レベルが高いものもみつけやすい。
これからの期待度
小説家になろう
人気の作品はかなり書籍化・アニメ化が進んでいるので、無名の名作を発掘する必要あり。
もしくは、作家さんと制作会社が協力体制で作品をブラッシュアップさせていく方向もあるかも。
しばらくは少し停滞の時期が来る気配。
カクヨム
実写化・アニメ化ともにまだ1作。
まだまだ人気作品は残っているので、今後にはかなり期待できる。
正直、慎重勇者のリスタルテ好きだった!

フフーフ
軒並み書籍化・アニメ化・コミカライズが進んだなろうと違って、カクヨムはまだまだ名作が日の目を見るのをまっている!

ちゃんねこ

フフーフ
ひとつ言えることは、どっちも面白い!こんな面白い作品を読める場を提供してもらって本当にありがたいね!
期待度は若干ながらカクヨムが優勢。
いろんな特色のサイトが出来て、いろんな作家さんの作品にスポットライトが当たるようになるといいなあ。
それでは、また。